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感情をオープンに表現するコミュニケーション方法

夫婦問題カウンセラーの三枝照子です。

夫婦の間で、お互いの理解を深めるために

感情を伝え合うことは、とっても大切なことです!

 

けれど、

「感情をオープンにする」というのは、

相手に対して、「怒り」をぶつけることではありません。

「怒り」については、その取り扱いについて過去のブログに

シリーズ記事を書いてきました。

心をオープンにすることは、相手を受け容れること

怒り以外の自分の感情を表現する

ステップ1 自分の感情を理解する

「怒り」は瞬間的な爆発です。

マグマが埋まっていますよ。

相手にイライラした感情や、怒りを感じたときは、

地下に埋まっている、本当の自分の感情を探るチャンスです。

「怒り」を感じた理由はなんだったのか、

起こった事実に対して、「怒り」という反応が出る前には、

何かの感情が動いているはずです。

 

思い出してみてほしいのですが、

小さな子供の頃、あなたが最初に感じた怒りの体験はどんなことでしたか?

たくさん泣いた記憶を辿ってみてください。

小さなあなたは、泣いています。

そして怒っています。

なぜ、怒って泣いているのでしょう?

それは、弟妹がちょっかいを出してきたのに、

親に叱られて、親に理解されなくて寂しかったか、

大切にしていた宝物を兄弟に壊されて悲しかったのか

一人で食べようと思ってしまっておいたお菓子を姉に食べられて悔しかったのか

という原因にたどり着くでしょう。

 

例えば、家でくつろいでいる時、宅急便がやってきて

急いで玄関に向かうとき、

椅子の角に足の小指を思いっきりぶつけた!!!

強烈な痛みと同時に、失敗した悔しさ、のたうちまわる恥ずかしさ

何に当たっていいんだかわからないような怒りが湧いてきませんか?

痛みと悔しさをごまかすために、「怒り」が湧いているんです。

 

喜怒哀楽の「怒」は、第一感情ではありません。

いつも何かの「哀」をベースにして起こってくる感情です。

自分の心が「悲しみ」や「つらさ」を受け入れきれない時、

人は、その感情を「怒り」というエネルギーで爆発させてしまいます。

または「哀」を隠す隠れみのとして、だんまり、不機嫌を振りまくのも

「怒り」の表現の1つです。

 

「感情をオープンにする」とは、怒りをあらわにすることではなく、

「怒」以外の、「喜び」「悲しみ」「楽しみ」を相手に伝えることです。

 

 

ステップ2 相手に理解してもらうこと

夫婦カウンセリングの場でよくお聞きするお悩み1位

「夫が私の気持ちを共有してくれていない」

「僕は、妻の気持ちを理解しきれていないとわかっています。仕事が忙しくて。」

お互いに、「気持ち」を共有できていない、と訴えています。

圧倒的に、「妻の気持ち」を夫が理解しない、という内容です。

 

では、その「気持ち」って何でしょうか?

 

その正体は、「不安」です。

漠然とした「不安」

子どもの教育についての「不安」

夫を信頼しきれない「不安」

あなたを信じていいの?という「不安」

私たち、このままでいいの?という「不安」

まだ起こってもいない未来不安を、妻たちは夫に理解してほしいのです。

そして、その「不安」を

夫に理解してもらい

夫に「大丈夫だよ」と言って、解決してほしい

 

まだ起こってもいない未来について、今、受け止めてほしい

今、安心安全な未来を約束してほしい

という難題を

夫に突きつけてはいないでしょうか。

 

ステップ3 自分の感情を扱える人

 

現代では性別に関わらず、「自分の人生は自分で決める」という生き方が選択ができるようになりました。

自分の未来を誰かに託すのではなく、自分で選ぶことができる人とは

自分の感情を自分で扱える人でもあります。

 

誰にでも未来への「不安」はあるものですが、

それを相手に伝えたところで、不安が消えるものではありません。

 

漠然とした未来不安を「怒り」としてぶつけるのではなく、

今、楽しいこと、悲しいこと、さびしかったこと、うれしかったこと

その1つ、1つを丁寧に言葉にして

パートナーに話してください。

 

パートナーに伝えるべきことは、「怒り」ではなく

「聞いてくれてありがとう」という言葉です。

 

 

 

相手の感情をいたわる夫婦関係

 

人間の行動は、主に2つの心理から起こっていると言われています。

1つは、「喜びを感じたい」という心理

もう1つは、「痛み、苦しみを避けたい」という心理

まず、「死なない」ということが生き物の本能として最も重要事項なのです。

 

この単純な生理をしっかり理解していれば、夫婦の関係って

とっても簡単です!

 

パートナーが喜んでいる時、

相手以上に、思いっきり喜んであげる!

 

相手が、誰かのことを怒っている時、

たとえ、あなた自身が、「そんなに怒らなくてもいいんじゃない?」と思ったとしても

パートナーの3倍くらい、怒ってあげる!

 

 

 

 

「この人、こんなことくらいで喜んで(怒って)、子供っぽい」とか

上から目線やっている場合ではありませんよ🤣。

 

とっても単純な、たった2つのことをやれるのが

互いに自立した夫婦の姿です。

 

相手の感情を、ねぎらう関係が

夫婦の関係の良くしていきます。

 

だって、あなたの喜びも、悲しみも

相手が自分以上に感じてくれたとしたら、

心がのびのびすると思いませんか?

自己肯定感が高まると思いませんか?

 

まずは、この記事を読んだあなたから

始めてくださいね❣️

 


読んでわかっただけでは、なかなか行動に結びつかないものです。

そんなあなたの肩を

そっとだけど、しっかり押す

ティダテラス 三枝照子相談室/カウンセリングルームでお待ちしております。

 

 

今年も素敵な1日を❣️

ずっとハッピーがつづくマリッジライフサポーター

ティダテラス 照子

 

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