夫婦問題カウンセラーの三枝照子です。
豪華な家に住み、豊かで美しい暮らしに囲まれ、
側からは、とても幸せそうに見えていたSさん。
でも、
急に成功者になったご主人に
人知れず、失望しつづていたのでしょう。
「昔は、もっと普通に優しくて、いつも
二人で笑ってた。
私は、もっと普通で良かったのに。」
それが、彼女の言葉でした。

男性の思う幸せと、女性の思う幸せの違い
男性の脳は、狩猟をする脳です。
獲物を獲得し、家族のもとに持ち帰ることに
本能的に興奮を感じるようにできています。
一方、女性は、
種と家族を守る脳です。
自分の生んだ子供の命を包み守ること、
家族を守ることに
喜びを感じます。
心の交流があってこそ、安心を感じるようにできています。
本能的に違うお互いの感じ方を埋めるには、
丁寧に言葉で伝えるより他はないのです。
ですが、私たちは
「どうせ、あなたは、私を馬鹿にしている」
「いつも君は、俺の言うことを悪く取る」
などと、相手が言ってもいないことを
勝手に拡大解釈して、先回りをしてしまいます。
Sさんが家を出て行った後、
Sさんのご主人は、近所の人たちに言いふらしました。
「俺は、毎月あいつに50万渡していた!
それを貯め込んで、準備していたに違いない!
億の金を貯めていたはずだ!
最悪だよ!」
夫婦の間に「正しい」「正しくない」はない
Sさんのご主人が言っていたことも
事実だったかもしれません。
Sさんの「普通で良かったのに」という言葉も
事実だったに違いないのです。
どちらも事実かもしれない。
その事実を、どちらから見るかによって、
真実が変わるのです。
ご主人からみれば「十分満足な暮らしを与えていた」のが真実。
妻から見れば、「お金ではない、暖かい気持ちの交流がなかった」のが真実。
どちらが、正しいか、正しくないかなど、問題ではありません。
夫婦の間に、「割れ目」はあって当然です。
「割れ目があるのは良くない!」と悲しんで
「割れ目ができたのは相手のせい」と攻める前に
夫婦の間に、「割れ目」はあって当然です。
その「割れ目」に、
「二人で小さな種をまこうよ」
そんな話し合いが、必要なのですね。
こじれてしまうと、
二人の力では引き返せなくなることもあります。
そんな時は、第三者の力を頼ってみてください。
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ティダテラス 照子
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