声、そんなに強く意識したことはなかったけれど、確かに好きな声、嫌いな声はありますよね。
一番好きなのは、俳優の竹野内豊さんの声!
今回は「声の力」にフォーカスした、ヴォイス・ジェネラリストの栗岡きよみさんのセミナーに参加してきました。
あなたは、自分の声が好きですか?
ヴォィス・ジェネラリストの栗岡きよみさんの問いかけに、Yesと胸を張って答えられる人のいかに少ないことか???
私自身も、自分の声を録音で聴くと、周囲の人にこんな声を聞いてもらっていることを大変申し訳なく思うのです。
ひゃーごめんなさい!!!
栗岡さんは、「声にはその人の今の全て体の情報が含まれる」とおっしゃいます。
その人の呼気、エネルギー、性格、性別、年齢、体格、病気、体調、気分、考え方、生き方
言われてみれば、確かに気分が落ちている時、病気の時の声と、大好きなミュージシャンのライブで大声で盛り上がっている時の高揚した声は明らかに違います。
日本人のなんと8割の人が自分の声が嫌い、という調査結果があるそうです。私ももれなくその一人です。
かわいくなくてもいい。
「欧米の女性に比べて、日本人の女性の声は高い」という事実について、私は、こんな風に感じています。
日本の古来からの男尊女卑の価値観、女性は「かわいい」ことに価値がある、という潜在的な認識が、まだ日本民族の中に根強く残っていると。
ほんの少し前までは、電車の中吊り広告には、水着姿の巨乳の女性のグラビアが吊り下がっていました。
こんなモノが、子どもも乗る公共交通機関にぶら下がっている文化って、なんだったのでしょうね?
今や、日本語の「かわいい」は、そのまま海外でも通じる共通言語になりつつあります。
でも現実、かわいくなくちゃった女性はどうすればいいの??
出産、家事、育児、仕事、その上、介護!!
これ以上、どうやってかわいくいろって言うの!!?
そうやって、危うい「かわいさ」を失った女性たちは、欧米に比べて、「もうオバサンだから」と自己嘲笑し、輝きを失っていくように見えてなりません。
笑って言っているけれど、自己卑下した自分の言葉は、潜在意識の底に「自己否定感」の澱となって沈殿してゆくのです。
声の力を味方にしよう!
会場に響く栗岡きよみさんの声は、華やかさと張りに満ち、言葉の1つ1つが、聞いている人に深く届きます。
同じ言葉を発していても、彼女の声には、人の気持ちを明るい方へ導く力があるのですね。
栗岡さんによれば、その人が産まれながらして持っている声(オーセンティック・ヴォイス)があり、その声を発声することによって自分自身の人生をより良い方向へ向けることができるというのです。
たしかに、夫婦の不和や離婚で悩んでいる方のほとんどは、自信を失い、笑顔を失い、目の輝きも、言葉も、声も、その方が本来持っている素直でしなやかなお人柄とは違ってしまいます。
そんな時こそ、自分本来の声を見つけることは間違いなく、自分が本当に望む幸せを見つけることなのですね。
その声は、自分自身が一番たくさん聴くのですから。
その声で、毎日、自分に語りかけているのですから。
声の力を味方にしよう!
ヴォイス・ジェネラリスト栗岡きよみさんのブログはこちら
落ち込むこともあるよ!
かわいくなくてもいいよ!
オーセンティック・ヴォイスで明るく言おう!
ポイント
「おはよう!」「ありがとう!」「ごめんね!」の3つだけは明るい素敵な声で!
スーパーで、お買い物した時に「ありがとう!」をめっちゃ素敵な声で言おうと思います。
あなたのマリッジライフがいつもハッピーでありますように
ティダテラス 照子