モラハラ

精神的DV 「こんなこともできないの?」

 

夫婦問題カウンセラーの三枝照子です。

先日から、精神的DVについて思うことを書いています。

今年の5月に身体的暴力だけでなく、精神的な暴力でも、

裁判所が保護命令を出せるようにする改正DV防止法案が可決しました。

ようやく、心のことが

法律で顧みられるようになったことは嬉しいことですね。

 

でも、精神的DVを受けている人たちは

自分が精神的DVを受けていると気づかない

 

例えば

「こんなこともできないの?」

「何度言ったらわかるの?」

そんな小さな相手の一言が

心の奥にチリのように蓄積されて

 

いつの間にか

「私はできない人間だ」

「私が悪い」

「私のやり方が間違っている」

と思い込んでしまうからです。

心無い言葉の蓄積

 

平日の午後、昭和時代のホームドラマが再放送されています。

「時代」を感じるのですよーーー!

 

「できないのは、努力が足りない!」

叱咤激励❣️

叱って育てる文化

家長に従う封建的な家庭の在り方が

背景にあります。

 

それが良いとか悪いとか言いたいのではありません。

その時代は、そういう役割分担や、住み分けがあったのでしょう。

一家を経済的に支えるのは父親

母親は精神的に支える

 

時代が変わり、

今の女性たちは、

働く、子供を産む、育てる、家事をする

男性たちも

働く、子供を育てる、家事をする、

と、大きく役割が変わって

男性と女性の役割の境目が曖昧になってきました。

 

境目が曖昧だからこそ

言葉でのコミュニケーションが大切です。

 

 

察する文化

日本人には、

「察する文化」「反省する文化」が色濃く残っています。

  • こんなこともできないのか

    その一言を、相手に実際に言われなかったとしても

    察してしまうのです。

     

    「ああ、この人は

    私のことを何もできない人間だと

    思っているにちがいない

    そうだよね

    やっぱり私はダメなんだ」

    と、察してしまうんですね。

     

    しかも心の中で

    過大に膨らんで蓄積します。

     

    「私が反省しなければ」

    という重たい気持ちが

    心を押しつぶしてしまうのですね。

     

    例えば、女性よりも

    男性の方が

    家事育児をうまくこなす場合

     

    男性は

    自分は妻より家事育児がうまい!

    自分が妻に効率的なやり方を教えてあげよう!

    と思うかもしれません。

     

    一方、妻は

    私のやり方が足りないって言うの?

    女のくせに、家事育児ができないと責められている

     

    と、被害者になってしまうことも。


    この場合、男性側が良かれと思ってすることが

    女性を追い詰めることになってしまうのです。

     

    男性にとっては

    自分がDVをしているなんて

    思ってもいないうちに。

     

    (続きはまた次回)

    ずっとハッピーが続くマリッジライフサポーター

    ティダテラス 照子

     

     

     

     

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