「断捨離®︎」すると夫婦関係が良くなるって本当?
「断捨離」とは、ただ単にモノを捨てることではありません。
私は、「断捨離」は、夫婦関係を改善するために有効だと考えています。
夫婦の関係に問題があるカップルのほとんどは、家が荒れているか、異様なまでに埃ひとつなく神経質に整えられています。
どちらの場合でも、パートナーのモノが邪魔に見えるのです。
いくら私が掃除しても、あなたがどんどんモノを増やすのよ!
断捨離®︎提唱者のやましたひでこさんは、
家族のモノであっても、自分以外の人のモノを勝手に捨てるのはNG!
とおっしゃっています。
そんなことをしたら、大げんか勃発です!!!
家の中にある自分のモノと、他人のモノ
それは、はっきりと分かりますよね?
他人の感情を勝手に背負っていませんか?
例えば、こんなことありませんか?
スーパーで買い物途中、ご近所のAさんにすれ違いました。
「こんにちは!」と声をかけたけれど、無視されてしまいました。
こんな時、あなたの心の中にはどんな気持ちが浮かびますか?
「え?無視?なんで?
私、なんか悪いことした?
そういえば、この間、実家から来た野菜をお裾分けした時も、なんか様子がおかしかった!
なるべく傷んでないところを持っていったのに??
その後も、喜んでいる様子はなかったわ。迷惑だった?」
などなど、悶々と考えてしまいますね。
でも、もしかしたらAさんは、
何か身内に不幸があって、元気がなかったのかもしれません。
もしかしたら、別の考え事をしていて気づかなかっただけかもしれません。
あなたがお裾分けした野菜も、Aさんに差し上げた以上、Aさんのモノです。その後Aさんがどうしようと、Aさんの自由です。
つまり、あなたは背負う必要もない他人の感情を、自分の中で勝手に想像して背負ってしまっています。
このような場合、あなたの中の妄想が、Aさんに対して壁を作ってしまいます。
「この人は私を嫌っているにちがいない」と。
断捨離®︎は「夫婦の境界線」を知るお稽古
この場合、あなたがAさんとの間に、しっかりとした境界線を引いていれば、
「Aさん、気づかなかっただけね。」
だけで、済みますよね。境界線が強固であれば、あなたの心は傷つくこともなくしっかりと守られます。
夫婦の間でも同じです。
パートナーが不機嫌を振りまいていても、
その感情を、あなたが背負う必要などないのです。
なぜなら感情とは、その人の持ち物そのモノですから。
機嫌が悪いのは、夫の自由。妻の自由。
「言わなくても察してくれよ」
という無言の暴力に慣らされてはいけません。
反応しては疲れるばかり。振り回されるばかり。
だからこそ、断捨離でお稽古してください。
家の中で
夫のモノ、妻のモノ、子どものモノの区別は、
見れば瞬時に分かりますよね。
それぞれの境界線をしっかり引くお稽古
断捨離®︎は、夫婦関係改善の第一歩です。
ポイント
夫婦関係を改善するスタート地点は、「夫婦の境界線」を知ること。尊重すること。
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あなたのマリッジライフがずっとハッピーでありますように
ティダテラス 照子