夫婦問題カウンセラーの三枝照子です。
結婚して3年も過ぎ、子どもが生まれて日常の時間に追われるようになると
どうしても、夫にイライラしてしまう
夫が嫌いになってしまう
ということが起こりがちですね。
そんな方へのカウンセリングとして次のようなお話をしています。
相手を変えようとしない
相手へのイライラの原因は「わかってもらえない」寂しさ
相手のことを100パーセント理解することは不可能ですし
ご自身の気持ちを100パーセント理解してもらうことも不可能ですね。
ですが私たちはつい、相手に「わかって欲しい」と期待してしまいます。
なぜなら、「夫婦」だから。
「夫婦とは理解しあうべきだ!」という観念が強く働いてしまうから。
他人であれば、気の合わない人とはお付き合いしなければ良いだけのことですが、
一番近いはずの夫、一番理解して欲しい妻が
自分のことを「わかってくれない」悲しさを
人はつい、相手に対する「イライラ」や「怒り」
または「不機嫌」という方法で表現してしまうのですね。
でも、本当の気持ちは、「理解してもらえなくて寂しい」という気持ち。
ここに、自分が気づくことが大切です。
ですが、もしあなたが、パートナーから
「私の思う通りに、私の思う方法で、私の期待に応えて!私の期待通りの人に変わって!」と命令されたとしたら
あなたは、自分を変えますか?
それは無理ですよね!
かえって、意地になって、パートナーに応酬したくなるはずです。
「そっちこそ!変わってよ!」と。
夫婦の問題でも、人間関係でも
相手を変えることはできない
それならば、あなたが変わった方が早い。
というわけです。
こんなカウンセリングをすると
「こんなに傷ついているのに、なんで私が変わらなければならないんですか!?」
と怒る方もいらっしゃいます。
怒りたい気持ちはわかります!
怒っているというより、「悔しい」という感情に振り回されてしまっているのですね。
でも、相手は変わろうとしていません。
そんな時は、夫婦の不和をなんとかしたい、と思ったあなたが
先に変わり、成長することを、お勧めします。
視点を変える
視点をどこに置くか、ということはとても大切なことです
例えば、ロレックスの時計には価値がある!と思っている人には、
ロレックスの腕時計をしている人ばかりが目につく。
一方、ロレックスの時計に価値を感じない人にとっては、
ロレックスの時計自体、見えません。
お子さんのある女性なら、こんな経験があるのではないでしょうか?
ご自身が妊娠してはじめて、
世の中に妊婦さんがいたことに気づく
つまり、人は、目に見えているモノをそのまま見ているのではなく、
見たいモノを、自分の見たいように見ている
ということですね。
パートナーの悪いところばかりを意識していれば
悪いとこばかりが見えてきます。
パートナーの良いところを探せば、
良いところも見えるはずですね。
パートナーの良いところを10個あげてください
カウンセリングの中でそう申し上げると、みなさん
「うーーーーーん。難しい!」とおっしゃるのです。
そうですよねー。
夫婦に問題があって、カウンセリングにいらしているのですから。
皆さんが思い浮かべる「パートナーの良いところ」とは
- 共通の趣味がある!
- 感情表現が豊かで私を大切にしてくれる!
- 記念日を大切にしてくれる
- 一緒に笑うことが多い
- 子育ての相談に乗ってくれる
- 私を認めてくれる
- 尊敬できる
- 家事をやってくれる
- 料理を作ってくれる
などなど、思い浮かべます。
この基準だと、全て減点になってしまうのです。
みなさん、「良いところ」の基準が高すぎるのです!
上のリストをよくよく見てください。
ほとんどが、
「相手が私にしてくれるべきこと」です。
夫婦なのだから、そうしてくれて当たり前と思ってしまう
その「当たり前」こそ、大きな落とし穴です。
自分が変わる
できるだけ小さな感謝を探す
夫婦とは、「日常」です。
日常の中に、ごく小さな、感謝できることはたくさんあるはずです。
例えば
- 病気をしないでいてくれる
- 毎日、元気に仕事に行ってくれる
- 家族を養うためのお金を稼いでくれる
- 暮らしに余裕を作るためにお金を稼いでくれる
- 毎朝コーヒーを淹れてくれる
- お風呂掃除をしてくれる
- 朝、ゴミ出しをしてくれる
などなど。
ほんの小さなことを書き出してみてください。
それが夫婦の「日常の喜び」だという
視点を持てば、
小さな感謝が生まれるはずです。
今年も素敵な1日を❣️
ずっとハッピーがつづくマリッジライフサポーター
ティダテラス 照子
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