
「実家の母は、何でも話せる一番の理解者です。」
そう言う人は、要注意!
母であり、人生の先輩でもあり、何かと頼りにしてしまう実母ですが、
夫婦の問題を実家に相談してはいけません。
あなたは、実家のご両親にとっては大切な娘(息子)です。
そんなあなたが、パートナーとの関係に悩んでいると知ったら、ご両親は何と言うでしょう?
ご主人との不和の原因が浮気や借金だったりした場合には、
「(あなたのパートナーが)そんな人だとは思ってなかったわ!孫を連れて、帰って来なさい」
ということになるのが関の山。
そうなったらお互いの実家を巻き込んで、「○○家 VS ◎◎家」同士の戦いになってしまうことがよくあります。
あなた自身の思いを超えて、家としてのプライドや価値観の問題になりかねません。
たとえ浮気をされても出て行かれても、あなた自身がはっきりと「離婚」と決意するまでは実家の親に相談するとややこしくなります。
亀裂の入った夫婦の関係を修復するのも、別居するのも、離婚するのも、あなたとパートナーが決めることですね。
ポイント
生きていく単位は「夫婦」だと心に決める。
世代間を超えた過度な近密関係は、夫婦の不和の原因となります。
例えば、妻が出産の時に実家に帰ったまま数ヶ月も夫の待つ家に帰らない、または妻の母親が子育ての手伝いを理由に夫婦の家に住み込む、という状況になれば、夫の居場所はなくなります。
逆に、夫が実家の母親にいつまでもべったりしていれば「マザコン夫」と呼ばれて、トラブルの原因になります。
はっきりと、離婚の決意ができるまでは、実家に伝えない方が無難です。
ポイント
修復を望むなら、自分の実家ではなく、まずパートナーの親に相談する。
昨日のブログでもお伝えしましたが、あなたのパートナーも、その両親に大切に育てられた人です。
パートナーの親に相談する場合には、そのことを十分踏まえて、どんなに悔しくてもパートナーの悪口を言わず、あなたの味方になってもらうことが大切です。
あなたのマリッジライフがずっとハッピーでありますように
ティダテラス 照子