夫婦問題カウンセラーの三枝照子です。
長男が地元の公立中学に入学して、
野球部に入り、
その保護者会での役員決め!
しーーーーーん。。。
あの気まずい空気をやぶってくれたのがSさんでした。
他に、もう一人のママ友も加わり、私たち3人は、
息子たちが卒業するまでの3年間、
グラウンドではポカリを作りまくり
年に一度の親睦会ではカレーも配り、
夏合宿にも同行して、
母として楽しい時間を過ごしました。
3人で集まっては、
上級生の先輩母たちの横暴ぶりの
大悪口大会!笑
Sさんはとても気さくで庶民的。
明るくて、ござっぱりとした身なりの人でした。
ある日、いつものように近所の居酒屋さんで
女3人、ちょいビールをしていると
ふらりとSさんの夫が現れました。
そこでちょっと違和感。
上等な細身のスーツに、エルメスのバニティー
まるで「怪物くん」のドラキュラのようなヒゲと
真ん中でピーーと分けて、ジェルでピッチリなでつけた黒髪。
「え。この人がSさんのご主人なの?」
と、思わず聞いてしまったほど。
10人も入れないような小さな居酒屋にやってきた
Sさんのご主人は、
その場にいたお客さん全てに
飲み物を振る舞い、
ボトルを入れて、店主にもご馳走したのです。
「Sさんのご主人、すごいかもー!」
そんな大盤振る舞いなご主人に
私たちは、何度となくご馳走になり、
時には、Sさんのお宅へ遊びに行くこともありました。
玄関には大きな「赤富士」の絵画
センスのいいリビング
巨大なテレビ!
バカラのグラス!!!
駐車場にはもちろんベンツ。
だけどSさんは、いつものように
クリーム色のセーターにジーパン
まったく、そんな瀟洒な邸宅の奥様の匂いがしないのですよ。
彼女が預かるキッチンには、
それなりに、生活感も漂い、
そんな気さくな彼女に
私たちは、安心していたのでした。
ある日、突然出て行った。
息子たちが中3の夏休み前のこと
突然、Sさんの息子が
学校へ来なくなりました。
野球部の引退試合も迫っていましたから
私たちもSさんに電話をするけれど
一切、つながらず。
家に行っても、真っ暗で
人の気配はなく。
1週間ほど経って、ようやく
Sさんからメール。
「今まで黙っててごめん。
仲良くしてくれてありがとう!
家を出ました」
と。
えーーーー!
つい、先週、一緒に飲んで笑ってたじゃない!
近くにいると思っていたのに、
何も気づけなかった。。。
とってもショックな出来事でした。
続きはまた次回に
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