夫婦問題カウンセラーの三枝照子です。
その後、しばらくD君に会う機会がなかったのですが、
10年ほど経って、D君に再会する機会がありました。
修復に向けて、努力をしたけれど
残念ながらD君の家族が元に戻ることはなかったそうです。
D君は、サーフィンを始めたり、友人とお酒を飲んだり、
独身おじさん人生を満喫していたようですが
不摂生のせいか、体調を崩してしまっていました。
「そんなことくらいで?」の落とし穴
「一人になったら、自分でやらなきゃならないことが
思ったよりたくさんあった」
そうです。
洗濯物はクリーニングに出すとして、
仕事の忙しさに巻かれて
食べることがおろそかになる。
毎日、元妻が「ごはん」を作ってくれていたことが
有り難かったと、気づいたそうです。
妻が作ったご飯を「おいしいね」と言わなかった
「たったそれだけで離婚になるのか」と
多くの男性が思うかもしれません。
「たったそれだけ」というのは、ほんの見えているところだけ。
一番の問題は、
「言わなくても察しろ」
「俺は正しいことを言っている」
と、潜在的に思ってしまっていることです。
察しない妻に、不機嫌になることです。
妻に、
「記念日は何が欲しい?」
と聴かないで、勝手に選んでしまうことです。
さらに残念なことに、
本人は、「そんな風には思っていない」と
まったく、ご自身の潜在意識の在りように気づいていない場合が多いのです。
「相手が欲しいものは何か」聞いていますか?
いくらお金を使っても、
いくら立派な家を建てても
いくらリッチなレストランに連れて行っても
それが妻の欲しいものでなければ、
妻にとっては「いつも残念」
いくら夫が、頑張ってくれて
いくらお金をくれても
妻が欲しいものではない場合もあります。
次回は、リッチな邸宅の奥様だったSさんのお話をします。
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