夫婦問題カウンセラーの三枝照子です。
昨日は、
「喜怒哀楽」について
書きました。
今日は「怒」について
お話しします。
夫婦の関係のご相談で、よくお聞きするのが
「夫に対してイライラする」
ということ。
「イライラ」とは
相手が、
自分の期待に応えてくれない時に起こる
小さな怒りの感情ですね。
「怒り」は
頼んだことをやってくれない
早く行動してほしい
自分の言っていることを理解してくれない
など、「相手の行動」に対して
怒っているように見えるのですが、
実は、「怒り」は第二感情です。
頼んだことをやってくれないので、自分の言ったことを無視されていることが虚しい
早く行動してくれないので、自分の時間が無駄になるのが悔しい
自分の言っていることを理解してくれないので、存在を否定されているようで悲しい
というように、
「怒り」という第二感情の奥に
本当の自分の「哀」が隠れているのです。
これが第一感情です。
相手が理解してくれない「自分の寂しさ、辛さ、悲しさ」を
自分で消化しきれずに、
「怒り」の行動として表現してしまうことを
アクティングアウト
と呼びます。
「怒り」のエネルギーは強いので、
人によっては
相手を攻める言葉や、暴力になることもありますし、
自傷行為になる場合もあります。
過食、喫煙、買い物行動など
自分の辛い思いを
何かで埋めてバランスを取ろうとしてしまうのですね。
その上
「こんな行動をしてしまう自分が悪い」
「情けない」などと、
自分の中の悪代官が
自分を裁いてくるのです。
自分の本当の気持ちに気づいてあげる
パートナーに対してイラっとする時、
それは、自分の中の本当の気持ちに気づくチャンス。
口論になっちゃったら、
売り言葉に買い言葉にならないうちに、
トイレとか寝室とか!
近くのファミレスとか!
一人になれる場所に
行っちゃいましょう❣️
相手を攻めたい気持ちは分かりますが
少し冷静になって
「本当の私の気持ちは何?」
と問いかけてみてください。
寂しかったり、辛かったり、虚しかったり、
「哀」が、ひっそり隠れています。
その「哀」の自分を
ちゃんと見つけて、
「そうだよね!こんなことがあったら、
寂しいよね」
と自分が寂しさを感じることにオッケーを出すことが大切です。
まず、自分がその気持ちに
しっかりと気づいてあげること。
そしてパートナーには、
「怒り」をぶつけるのではなく、
「寂しい、悲しい、虚しい」という自分の感情を
素直に言葉で伝えるようにします。
仲直りは、早めにね❣️
今日も素敵な1日を❣️
ずっとハッピーがつづくマリッジライフサポーター
ティダテラス 照子
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