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「言った」「言わない」の夫婦喧嘩

夫婦喧嘩の原因
Gerd AltmannによるPixabayからの画像

夫婦喧嘩の時に言った言葉は、覚えていない

夫婦の間の喧嘩で、「あの時、君はこう言った」と時間が経ってから言われても、全く覚えていないことってありますよね。

それって脳のしくみなんだそうです。

 

例えば、事故にあったり、怪我をしたりの咄嗟の瞬間に一体何が起こったのか、人の脳は覚えていないことがあります。

私自身も昔、バイクで自損事故を起こしたことがあるのですが、記憶に残っているのはブレーキランプのプラスチックがスローモーションで飛び散ってゆく画像のみ!後になって、周囲で見ていた友人から「路面凍結で後輪がスリップして・・・」と目撃談を聞いて、記憶をつなぎ合わせて初めてストーリーとして認識できました。

それと同じように、追い詰められた状況で言った言葉は覚えていないということがよくあるのです。

なるほど、ご夫婦の喧嘩ではよく「うちの妻は自分に都合の悪いことは忘れる」というお話をよく聞きます。

でも、言われた方はしっかり覚えているんですよ!そうでしょう?

 

これが、とっても厄介なところ。

だって、妻も夫に嫌なことを言われたことをしっかり覚えているから!!!

「お互い様だから!」って思っちゃうんですよね!わかります!それ!

 

敢えて、さじ加減を甘くしましょう。お互い様だから。

 

ポイント

「言ったこと」は忘れる。「言われたこと」は忘れない!

そう認識することは大切なポイントです。

 

修復を望むなら、「相手が謝ってくれたら、私も謝る」という姿勢では、一歩たりとも歩み寄ることはできません。

 

覚えていないことは事実。覚えていないのは、あなたが悪いのではなく脳のしくみでしかありません。

でも、相手が傷ついていることも事実。長い時間が経っていれば、その時間の分だけ乗算で相手を傷つけているでしょう。

「切羽詰まっていたから覚えていないけれど、私が言ったことで長い間あなたを傷つけ続けていたこと、本当にごめんなさい」

と、悔しくても、あなたの方から謝ることが必要です。

 

謝ることは、負けることではありません。

謝らなければ仲直りできません。

謝ることが負けることにように思えても、それはゴールではなく、本当のゴールはその先にあるからです。

 

ポイント

夫婦の関係修復の鍵は、謝る勇気をもつことです。

 

あなたのゴールはどこですか?

あなたと、あなたのパートナーがお互いに理解しあって生きていくという結果を得ることです。

 

 

ずっとハッピーがつづくマリッジライフサポーター

ティダテラス 照子

 

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(岡野あつこ著『夫婦がベストパートナーに変わる77の魔法』サンマーク出版)

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